市民プールという
決して良いとは言えない環境で
私たちが速くなれたひとつの理由は
常に量より質の練習
をしてきたからです。
私が幼稚園の年長で選手コースに誘われて水泳を選手として取り組んでからは、
常に父から指導を受けてきました。
私の父は水泳のコーチではないですし、
水泳を選手としてやっていたわけでもありません。
そんな私の父ですが、常日頃から言っていたことがあります。
JOに出ることだけなら、誰でもできる
「ほんとかよ」と思う方もいらっしゃると思いますし、私自身もそう思ってました。笑
しかしながら、実際に弟は小学校3年生の時からほぼ毎年出場し続け、私自身も高校生2.3年生で出場しました。
父の言う通りでした。
そんな私たちの練習は一般的なスイミングスクールの選手のように1日7000〜10000m泳ぐなんてことはほとんどなく、
むしろ1日1000mも泳いでいない日も多かったように思います。
しかしながら、
泳ぐときは必ず
ただ泳ぐだけじゃ意味ないからね
と指示されていました。
つまり、泳ぐ際には必ずなにかしらの課題を持つようにしてきました。
短い時間と距離の中で速くなっていくためには
常に意識を高めて練習をしていかなければなりません。
その結果、
私たちよりも長い時間かけて長い距離を泳いでいる他のスイマーの多くに勝つことができているのです。
次回に続きます。