
クロール(Crawl)とは?
クロールは、競泳やフィットネス水泳において最もポピュラーで効率的な泳法の一つです。
水泳といえばこの泳ぎ方を想像される方が多いのではないでしょうか!
また、水泳初心者の方の多くがまず目標とするのが、25mクロール完泳となっている印象です。
現にApproach Swimのレッスンにご参加ただいている皆さまの多くが、まずは「クロールの習得」を目的とされております。
以下、クロールの特徴やメリットについて解説します。
コーチ紹介:【Approach Swim代表/月100件以上のレッスン担当】
古屋 龍希(Furuya Ryuki) | Approach Swim
クロールの特徴
クロールは、以下のような動きで構成されています。
1. ストローク(手の動き)

片手ずつ交互に水をかきながら推進力を得ます。
手を水に入れる位置や水を押す角度が重要となります。
2. キック(足の動き)

いわゆるバタ足です。
両足を交互に動かし、全身のバランスを安定させること及び追加の推進力を確保します。
力を入れすぎず、柔らかなキックが効果的です。
3. 呼吸

顔を水に入れながら泳ぎ、一定のリズムで横を向いて息を吸います。
3ストロークごとや、2ストロークごとに呼吸をする方法が一般的です。
4. 姿勢

身体を水平に保つことで、水の抵抗を最小限に抑えます。
背筋を伸ばし、リラックスしたフォームが理想です。
クロールのメリット
効率的な泳法・体力アップに最適
クロールは水泳の中で最もスピードが出やすい泳法です。
そのため、競泳において多く採用されています。
全身運動
腕、足、体幹をバランスよく使うため、全身の筋力を鍛えるのに適しています。
また、カロリー消費が高くダイエットにも効果的です。
呼吸のトレーニング
呼吸と動作を連動させることで、肺活量が向上し、持久力を鍛えることができます。
リズム感の向上
一定のリズムで手足と呼吸を調整する必要があるため、リズム感や集中力が鍛えられます。
初心者向けのポイント
フォームの確認
無理に泳ごうとせず、まずは正しい姿勢や動きを覚えることが大切です。
ビート板を利用しないで覚える
スイミングスクールでは生徒が多いこともあり利用されることの多いビート板ですが、
実際にクロールを行う際のボディポジションとビート板を利用する際のボディポジションは異なるため
できればビート板を利用せずに練習することをお勧めします。
呼吸の練習
まずは立った状態で水の中に顔をつけて息継ぎの姿勢やタイミングを覚えることをお勧めします。
慣れてきたら少ない回数で実際に泳ぎながら実践していきましょう。
クロールは、速さと効率の良さが特徴の泳法で、初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。
全身をバランスよく鍛えながら、水中での楽しさを味わうことができる泳法です。
適切なフォームを身につけ、楽しく取り組んでみてください!
Approach Swimは、「あなたの水泳人生に寄り添う」をコンセプトに個人レッスンを行っております。
そして、水泳を通して皆様お一人お一人に寄り添い、目的・目標を達成したときには共に喜び、達成することができなかったときには共に悩み、達成のための改善策を共に考えていきたいと思っております。
皆様に信頼をもって水泳に取り組んでいただける環境を提供することをお約束いたします。
