
水泳競技において、ターンは欠かせないテクニックになります。
また、タイムを求めるジュニアスイマーやマスターズスイマーにとっても正確なタッチターンはタイム短縮の鍵となります。
本記事では、初心者から上級者まで必見のタッチターンの基本的なやり方を解説!
正しいフォームとコツを習得し、スムーズなターンを習得しましょう!
コーチ紹介:【Approach Swim代表/月100件以上のレッスン担当】
古屋 龍希(Furuya Ryuki) | Approach Swim
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タッチターンとは?
タッチターンは、おもに平泳ぎ、バタフライで使用されるターン技術です。
正確なタッチと円滑な回転を組み合わせることで、次の泳ぎへのスムーズな移行が可能となります。
タッチターンの基本ステップ
1. 壁へのアプローチ
ポイント
- 壁に向かって一直線に泳ぎ、スピードを落とさないように意識
- 壁に着く前に頭を上げすぎないように注意!失速の原因になります!
2. タッチとターン動作
ポイント
- 壁に近づいたら、両手でタッチする!平泳ぎ、バタフライで片手でタッチしてしまうと失格になります!
- タッチ後は即座に膝を胸に向けて引きつけるようにし、それと同時に腕の力を利用して壁を押すことで頭部と腰部の位置を入れ替える
3. 再スタートに向けて
ポイント
- ターン後は、素早く腕を組みストリームラインの準備が出来次第壁を押し出す!
- ターン後のスピードは飛びこみ直後を除いて最も速いので、水の抵抗を受けないようにしっかりと体を一直線に保つ!
タッチターンのポイントと練習法
正確なタッチ
平泳ぎ・バタフライの場合は両手で必ずタッチしましょう!
次の回転動作に向けて肘は軽く曲げておくとGOOD!
スムーズな回転
膝を胸に向けて引き付けるとともに、軽く曲げていた肘を伸ばす力を使ってコンパクトにターンしましょう!自身が泳いでできた水流を利用できるとBEST!
ターン後の蹴り出し
ターン後の蹴り出しでは体を一直線に保つことがポイントになります!
姿勢が崩れると水の抵抗が増え、スピードダウンの原因に!
上級者は、少し深い位置に向かって蹴り出すことによって自分が泳いできたことによる波を避けることができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
練習法
反復ターン練習
プール内で一定距離を泳ぎ、ターン動作を繰り返す
その際に、どの距離からでも回れるようにスタート地点を毎回変えるとGOOD!
コーチの指導
コーチからフィードバックをもらい、細かい部分を修正する
水泳のタッチターンは正しいフォームと反復練習によって向上します!
今回ご紹介した基本ステップを意識し、練習に取り入れることでターンは上達するはずです。
正しい動作を習得して、ターンマスターになりましょう!
Approach Swimは、「あなたの水泳人生に寄り添う」をコンセプトに個人レッスンを行っております。
そして、水泳を通して皆様お一人お一人に寄り添い、目的・目標を達成したときには共に喜び、達成することができなかったときには共に悩み、達成のための改善策を共に考えていきたいと思っております。
皆様に信頼をもって水泳に取り組んでいただける環境を提供することをお約束いたします。
